『このメンバーがすごかった!』
ゼロ年代、野外ロックフェスを初めタイでは100本を越えるであろうライブを見てきた。そのおかげで?日本のライブ、特にホールコンサートは10年見ていない状況に。
日本の整備された最新PAの音から疎遠になって、ある種浦島太郎的なところに負い目さえ感じてましたが、たったひとつのコンサートがそれを払拭してくれた。
まずミュージシャンの出音、明確な技術に裏打ちされた「生の音」、これを責任を持って出す技術、これが違う、圧倒的に。
次にPA。印象的だったのが3時間以上のライブを終えても耳鳴りがしない。音圧頼りでない。しっかりとバランスの取れたPAとその管理。ラジカセの音とマイクなし歌をミックスするバランスなど見事。これぞ日本の職人芸。
間違いなくロック&ポップミュージックの日本最高峰。これ見ると若い演者のコンサート行きにくい。
ドラムに続いてサックスが20代プレーヤーに(他が50代w)二人とも完全JAZZ畑。いかに現在のポップフィールドに「良い出音を持つ」若い演奏者が居ないか…
「素敵な午後は」なんて殆どジャズ。
Nov.23rd, 2011 地元ホールが中野サンプラザになった夜に乾杯。